和歌山県岩出市の耳鼻咽喉科 小児耳鼻科 (アレルギー性鼻炎 花粉症 めまい 補聴器 風邪)

いちご耳鼻咽喉科

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副鼻腔炎（蓄膿症）

副鼻腔ってどこにあるの？

副鼻腔 頭の中で、脳以外の部位はほとんど空洞（副鼻腔、中耳腔）で出来ていて、頭を軽くしています。鼻の穴の奥は鼻腔で、そこに繋がるように、頬の奥にある上顎洞、眼の間にある篩骨洞、おでこにある前頭洞、頭の中心にある蝶形骨洞の4種類があります。

症状は？

  • 色のついた（膿性）鼻みず、鼻づまり
  • 頭痛、顔面痛
  • 鼻水がのどに流れる（後鼻漏）、たん、せき

どんな病気？

かぜのウィルスや細菌が副鼻腔で炎症をおこしています。アレルギー性鼻炎を合併している場合が多くなっています。

治療法は？

診察では粘性鼻汁を吸引して、鼻の通りをよくします。ネブライザー治療で副鼻腔に薬液が届くようにします。有効な抗生物質、抗アレルギー剤を処方します。治りにくい場合にはマクロライド抗生剤を2-3ヶ月服用すると良くなる場合が多いです。家庭では塩水による鼻洗浄を勧めています。

ご家庭で注意していただきたいこと

副鼻腔炎があると仕事や勉強に対して、集中できないために効率の低下などが起こります。鼻閉がいびきや睡眠時無呼吸症の原因になる場合にもありますので、早めに受診してください。

こんな場合には手術を勧めます

鼻腔粘膜が腫れて、鼻腔を閉塞している場合や鼻茸で鼻腔が充満している場合には手術が適応です。院内で行うレーザー治療が適応になる場合や、全身麻酔をかけて内視鏡下副鼻腔手術が適応になる場合があります。内視鏡下手術は日帰りでできる施設もありますので、適切な施設へ紹介いたします。