いちご耳鼻咽喉科

難聴のある方は皆さんが補聴器の適応となります。しかし、治療により難聴が改善する場合があるので、治療でも改善しない場合に補聴器をお勧めします。
まったく聞こえない、ほとんど聞こえない状態では補聴器の効果があまり出ません。あればいいかなと思う時が補聴器の始め時です。

外形ではポケットに入れるタイプ、耳にかけるタイプ、耳のあなに入れるタイプがあります。それぞれの特性がありますので、ご相談の上、最適なものをお勧めします。

聴力に合わせて細かく調整できるデジタル式の補聴器が増えていますので、雑音はかなり減っています。しかし、補聴器の音は本来の音とは少し違うので、慣れが必要です。

当院では院内で調整する場合と、認定技能者のいる補聴器取扱店に紹介する場合があります。
院内では1ヶ月程度の試聴期間を設けています。何度も来ていただきながら補聴器を調整しますが、気に入らなければ返品は可能です。
多くの補聴器取扱店でも試聴期間をもうけています。

聴力により、身体障害者福祉法による援助を受けることができます。当院で書類を作成することができます。書類はお住まいの市町村役場にありますので、お問い合わせしてください。